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採血時のエタノール綿を用いた消毒の効果

看護師_採血時のエタノール綿を用いた消毒の効果本来、皮膚についた病原菌を消毒するために、エタノール綿で塗擦します。
塗擦しないと、採血を行う際の注射器の針が刺さったときに、刺さった部位から、病原菌が体内に侵入しやすくなります。
こうしたことを防ぐために、効果的な消毒の仕方をマスターする必要があるのです。
まず、腕の湾曲部に合わせて、エタノール綿を密着させることが大切です。
また、特に高齢者など、腕にシワがある場合、シワになじむようなエタノール綿の使い方をマスターするとよいでしょう。
理由は、シワなどに病原菌などが潜んでいる可能性が高いからです。
また、高齢者だけでなく、若い人でも、皮膚には何らかの病原菌が潜んでいるものです。
こうした病原菌の中には、体内に入ると、悪さをする病原菌もいますので、注意が必要です。
また、最悪の場合、死に至らしめる可能性や、院内感染を引き起こしやすくなりますので、確実に消毒ができるようになることが求められます。
まず、その方法ですが、上記に示したように、腕の湾曲部に合わせて、エタノール綿を密着させることと、その他に、大切なことがあります。
その方法とは、70%エタノール綿を塗擦部位に「り」の字を書くように3回、さらに垂直の向きで2回塗擦する方法があります。
このように塗擦すると、シワがいくらあっても、隙間無く、確実に消毒をすることができます。
また、非常に細かなポイントになりますが、腕と平行に、エタノール綿で2~3回拭くことが大切です。
この方法で消毒をすると、一般細菌が99.2%、ブドウ球菌が100%消滅するとの報告があるようです。
消毒一つとっても、このようなコツがあるのです。
当たり前のように見えることでも、実は、奥が深いのです。
安全、安心な消毒テクニックを身につけて、患者の健康に役立てていってください。
なお、この消毒方法は、採血時だけでなく、通常の点滴や注射にも役立ちます。
皮膚に、針を刺す行為であれば、ここで挙げたテクニックは、きちんと活かすことができますので、ぜひ、挑戦してみて下さい。

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