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子どもの目つきが気になったら

赤ちゃんが自分を見ている、けれどもその視線に違和感を覚える。そんな経験はありませんか?私の子どもは斜視の矯正手術を受けました。気が付いてから現在にいたるまで、まとめます。
生まれてしばらくして、まず気になったのは、首の傾きでした。縦抱きにすると、いつも同じ方向に首を傾けているのです。はじめは斜頸を疑いました。けれど、健診で相談しても明らかに異常があると言われることはありません。様子を見ましょう、と言われるのです。様子を見ているうちに首の傾きが固定されるのが嫌で、クセとは反対側に首を傾けさせていたある日、眼球の黒目の部分の不自然な動きに気が付きました。こちらを見ているはずなのに視線が合わない、黒目が目の中央にこないのです。その状態を説明しても、理解してくれる人が周囲にいませんでした。乳幼児のころは、黒目の部分が左右とも中央に因りがちです(鼻梁が低いため)。その状態だと思われてしまうのです。普段は首を傾けることでバランスをとっているので、眼球の異常は見られません。クセと反対側に首を傾けたとき、必ず斜視が現れるわけではなかったため、他の人にその状況を確認してもらうことに苦労しました。
はっきりと異常を確認できたのは、就寝時でした。子どもと私とが体を横たえ向き合った時、それも子どもの首のクセを矯正する状態になった時に斜視の状態が強く表れることがわかりました。
そこでようやく病院に連れて行きました。幸い視力の発達に異常がなかったので、小学生になるまで待ってから手術をしました。それまでの間気を付けたのは、首のクセが固定されないようにすることでした。
手術は無事終了。傷口を保護するメガネの必要性を本人も理解できていたし、また周囲にからかわれることもありませんでした。点眼や授業(特に体育)では、学校に協力していただき大変助かりました。首のクセは手術によって大きく改善し、気になることは無くなりました。手術後の経過では、再手術することもあると説明されていましたが、その必要もなくいまに至ります。
斜視の手術は、子どもの年齢や視力の問題、斜視の程度、原因などいろいろな要素を加味して考えられるものであり、我が子の例は一例でしかないことを、どうぞご理解くださいね。
子どもに対して、何かおかしいと思ったら自分のその直感を信じましょう。周囲の大丈夫という言葉に惑わされず、ぜひ、病院に行きましょう。

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