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弾性ストッキングの着用方法

立ち仕事で、足がむくむ。辛いですよね。朝はすんなりと履けた靴が夕方にはなかなか履けなかったり、指で脛を押すとくぼんだり。足全体がだるかったり重かったり。そういった方では、弾性ストッキングを使用されている方もいらっしゃると思います。医療の現場でも、下肢静脈瘤やリンパ浮腫の悪化防止などに利用されています。下肢に圧力をかけることで、血液の循環を良くする効果があるのです。そのため、足全体に均一な圧力をかけるのではなく、足首が最も強く、上に向かうにつれて血管への負荷が減るようになっています。効果の高いものですが、何らかの基礎疾患をお持ちの方は、使用前にお医者さんに相談しましょう。
 この弾性ストッキング、医療用・市販の物ともに、いろいろなタイプがありますが、やはり主流はハイソックスタイプとパンティーストッキングタイプでしょう。レギンスタイプが市販されているようですが、足首より先がうっ血する可能性があり、お勧めできません。一般の方が、足のむくみを解消するために市販の弾性ストッキングを使用する場合、就寝時は必ず脱いでください。ずっと履いていると効果的だろうと思って、履き続けるのは逆効果です。活動時でも、できれば一日のうち、1~2回は履きなおすことができると良いですね。
 さて、この弾性ストッキング、圧力がかなり強くて着脱しにくいのが問題です。履くときのコツは、通常のソックスのようにいきなり足を突っ込むのではなく、まず足の部分以外を裏返すことです。足先からかかとまでの部分が、折り返された筒状の部分に隠れている状態を作ります。そして、足先から装着していきます。かかとの部分をきちんと体に合わせましょう。それからゆっくりと、しわにならないようにあげていきます。履いてしまってから手を入れて整えることはなかなかできませんので、丁寧に行います。パンストタイプの場合は、片足が膝を越えたところくらいで反対の足も履いた方が、楽かもしれません。最後までしわにならないように履いたら皮膚がつれていないか確認しながら整えます。ハイソックスタイプのものは、決して折り返さないでください。
 なかなか、言葉では理解しにくいところもあると思います。弾性ストッキングのメーカーが履き方の説明をした動画もありますのでご参照ください。
 医療用の弾性ストッキングは、医師の指示に従っての利用となります。一般での使用とは異なるところもありますので、お気を付けください。

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