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日本看護協会認定看護師審査とは?

全国では、現在約140万人もの看護師が勤務している、といわれています。そのうちの100万人が正看護師であり、その中から資格を取得して「認定看護師」になる人たちが増えています。
准看護師は「都道府県資格」、正看護師は「国家資格」です。これに対して認定看護師は「日本看護師協会」独自の資格であり、この資格があるからといって診療報酬に差が出るわけではありません。また、病院によっては必要としないところも多く、全ての医療機関で求められる資格というわけでもありません。
この認定看護師とは、いってみれば「ジェネラリスト看護師」が一般看護師であるのに対し、「スペシャリスト看護師」といえる立場です。特定の分野に優れた技術と知識を備えた看護師であり、特定の科目にだけ所属するのではなく、場合よっては病院全体、あるいは地域社会との連絡調整役を担当することもあります。
審査は2年間にも及ぶ「実習と学習」を積み重ね、試験に合格することを指します。現在21分野の認定看護師が全国で勤務しています。救急看護、緩和ケア、感染管理など、その内容は次第に増加しています。こうした認定看護師を目指す看護師は、大学病院や地域の中核病院所属看護師に多く、みないったん「休職」して全国の研修施設で勉強します。その間は単身でアパートを借り、学習漬けの日々を送ることになります。

21分野もあるのです。

21分野とはいっても、実際には全国で数カ所しか研修施設のない分野もあります。遠隔地での生活費や学習にかかる費用など、前もって負担が大きいことを知ってから臨みましょう。中には病院より手当が支給されるところもありますので、調べてみるとよいでしょう。
全ての分野で共通なのは、次の条件です。まず実務研修5年以上、そのうち「特定分野」の実務研修は3年以上。認定看護師教育機関、教育課程修了。これは最低6ヶ月、615時間から677時間と決まっています。臨地研修は200時間以上の縛りがあります。また、教育機関(大学や病院など)は、応募者全員を受け入れるわけではありません。定員数が決まっており、希望地での学習がかなわない場合もあります。
全ての単位取得後に、筆記試験が行われ、その結果で晴れて認定看護師登録を行うことができます。80問のマークシート式の筆記試験は100分間。5万円の受験料(審査料)が必要です。認定看護師取得後、復職した看護師の多くは、認定看護師として活動しますが、現在は看護師の指導育成なども行うことが多くなっています。

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