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精神科認定看護師になるには?

現在では精神科も心療内科も、その内容は非常に「ハード」になって来ています。従来多かった「うつ」に加えて「薬物中毒」「アルコール中毒」患者や「思春期統合失調症」患者も増加傾向です。
現在精神科病院は、出産などで一時離職し、子育て終了後に復職する看護師などに人気があります。精神科病棟の中には、開放された空間で、広々とした病室や庭を配置した医療施設が増えて来ています。ですが、一方で男性看護師でなければ対応できないような、「体力」を使う病棟管理も存在します。つまり、精神科病棟は社会に欠かせない存在となっているのです。
「精神科認定看護師」とは、いわゆる「認定看護師」とは異なります。日本看護師協会が行う認定看護師制度は「特定の看護技術」であって、特定科目とは特に関係ありません。一方、精神科認定看護師とは「日本精神科看護協会」独自の制度です。つまり、精神科の「スペシャリスト看護師」なのです。
精神科認定看護師になるには、まず「通算5年の看護実務」と「通算3年以上の『精神科看護実務』経験」が必要です。次に、臨床実務経験があること。
この条件で「受講資格審査」を受けることになります。つまり、所属病院での『実務研修修了証』『実務研修修了レポート』などを日本精神科看護協会に提出し、審査結果で合格すると、まず東京での研修会に出席できます。その後『2年間の間に指定された全国の病院施設での研修』を行うことができます。

精神科認定看護師への研修単位

研修単位は次の通りです。(1)退院調整 (2)行動制限最小化看護 (3)うつ病看護 (4)精神科訪問看護 (5)精神科薬物療法看護 (6)司法精神看護 (7)児童・思春期精神看護 (8)薬物・アルコール依存症看護 (9)精神科身体合併症看護 (10)老年期精神障害看護
注意点は、これらの単位は「全国の指定された病院のみで取得できる」ことです。また、1つの病院で全ての単位が取得できるわけではありません。ですから、場合によっては他県で取得する必要があり、2年間の中で「休職」して単位取得しなければならないケースも出て来るのです。
単位取得には、最短の8ヶ月コースと2年以内に合格を目指すコースに分かれています。これは、遠隔地で指定病院が少ない場合、他府県の指定病院の限られた研修日程で単位を取得する必要がある、などのハンデがあることから、最長2年のコースが設けられています。
全ての研修単位が取得し終わったところで、最終試験に臨み、合格すると晴れて「精神科認定看護師」として勤務することができます。

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